おラオス!

ただいまラオス🇱🇦のコーヒー生産協同組合にインターン中! コーヒー生産地の"今"をお届けします

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【コーヒー生産者STORY part10】一つの村に二つの組合?組合内の人間関係に見る問題

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どもっす!

走ることを忘れたいーちぇです! 

 

このシリーズもついに10回目に突入です。

いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます!

 

今日からは新しい村「セットコット村」からお届け。

それではどうぞ! 

 

 

 目次

 

 

セットコットの組合長

 

まずはあいさつをすべく、セットコット村のJCFC組合長の家にやってきました。

お会いしたのは、ブンミーさん。仲買人をしていた経験があるそうで、コーヒーの売り買いに関する知識を買われセットコット村の組合長に選出されました。

 

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知的な感じがします。

高校まで卒業しているのだそう。

 

 

ところで、去年や今年の夏に来たときには、違う人が組合長でした。

いつの間にか変わっていたんですね。

 

 

 

 

前の組合長さんは元気ですか?

 

 

ん?ぼくたちは新しく始まった組合だよ。

 

 

え?だって去年も今年も前の組合長さんに会いましたよ。

 

 

あー。ぼくたちはまた別の組合なんだよ。

 

 

 ん!?

 

 

 

2つの組合

 

話を聞いてみたところ、どうやら元からあった方の組合は、今年から活動を休止しているのだそう。

理由は、病気や害虫によって弱ったコーヒーの木を切り倒したため、出荷できるコーヒーが無くなってしまったから。

現在、植え直しているそうです。

 

そのため、組合に販売したかったメンバーで今年から新しく組合を立ち上げたのだそう。現在の組合員数は5人です。

 

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若いコーヒーの木を見せてくれたブンミーさん
 

 

ということは、元の組合のメンバーも新しく植えたコーヒーの木が成長したら、この組合に合流するのでしょうか。

 

 

いや、合流しないね。

ここは5人でいっぱいいっぱいだ。

量より品質を重視したいし。

 

 

 

 

となると、数年後には二つの同じ組合が一つの村の中に存在することになります。

なんか不思議な感じがしますが、調べてみるとこの村に限った ことではなさそうです。

 

 

組合の中のパワーバランス

 

さて、ここで言及したいのが組合の中における人間関係についてです。

 

 

ブンミーさん自身、二つの組合を合体させない理由を、「メンバーが増えると大変だから」とは言っていますが、本当の理由は定かではありません。

 

もしかしたら、「仲の良いメンバーだけで組合を運営したい」などといった、人間関係の問題も理由にあるかもしれません。

 

 

例えば、ある村で調査したときのことです。

その村には組合は一つしかありませんでしたが、その組合のメンバーがほとんど親戚同士だったなんてことがありました。

 

この場合、組合員として得られる利益を親戚だけで占領している、という風に捉えることもできます。

 

 

「生産協同組合」という、一見お互い手を取り合って活動しているように見える団体の中でも、家族間、親戚間の勢力争いのような事態が起こっている可能性があるのです。

 

 

まあこれは、途上国の生産協同組合に限ったことではないかもしれませんが、、、

  

 

まとめ

 

いかがだったでしょうか。

 

今回この記事で指摘した問題はあくまで可能性です。

ただ、そのような問題がこのコーヒー生産地にあることは事実だと思います。

 

今後調査を重ねて、改めて考察したいと思います!

 

 

それではまた!

 

 

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